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第三章 不整脈の治療目的 20年で大きく変わった不整脈の治療法

日本での不整脈治療は欧米同様に治療方法か確立されてきている。

ここで薬物療法と非薬物療法の治療の変遷をかんたんにまとめてみます。

徐脈性不整脈に対する治療法は、1980年代の生理的ペースメーカーの普及で、ほぼ確立されました。

頻脈性不整脈に対しては、1990年代に入って大きく進歩してきました。

わが国でいえば、突然死を予防するという意味で、抗不整脈薬の切り札ともいうべき「アミオダロン(アンカロン)」の登場が1992年、カテーテルアブレーションの登場が1994年、植込み型除細動器が1996年。ここではじめて日本は欧米と同じように不整脈の治療法が確立したといえるでしょう。

こうしてみると、みなさんにはわが国の不整脈に対する治療法が、欧米に比べて遅れているように思われるかもしれません。今では欧米に大きく後れをとらず日本でも新しい治療法が導入できるようになってきました。不整脈で苦しんでいる患者さんには、これからの治療について大きな期待ができると思っていただいてよいでしょう。

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